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超少子化国…日本



> 政府は16日午前の閣議で、2005年版「少子化社会白書」を閣議決定した。


>1人の女性が産む子供の人数を表す合計特殊出生率が04年に1・29と過去最低を


>記録した日本の現状を「超少子化国」と表現。少子化に歯止めがかからなければ、


>総人口の減少が当初予想していた07年より1年早い06年にも始まるとの見通しを


>示している。


> 赤ちゃんの51%が30代の母親から生まれている晩婚・晩産化の傾向を踏まえ


>「社会全体で若い子育て世帯を支援することにより少子化の流れを変えなければならない」


>と指摘。児童手当などの経済的支援や地域の支援などを幅広く検討する必要性を強調した 


 


 まあ当然ですわな。


 


 この少子化の背景には、世帯所得低下により婚姻率が低下、加えて子育て環境や


社会情勢の悪化が少子化に拍車を掛け続けている。


 ちょっと考えればわかるだろう。


会社は正社員雇用を削り派遣社員を多用する。当然、社会全体の平均所得は下がり


当然ながらそういう環境では結婚すらままならない。当然ながら結婚できなければ


出生率が下がる。普通に結婚したとして、社会そのものが子供を育成する環境として


悪化していれば、子供を作る育てるといったことに抵抗があり、極端な話夫婦だけで


生活するのが精一杯という環境を作り上げる。


 子供を作ったところで、今の世代は子供を育てるスキルを学べない。


子供を育てるべき親が強烈な社会ストレスに晒された結果、幼児虐待に結びついたり


社会そのものの犠牲にすらなりうる。


 


 これが日本の今の現状だ。


 


 まあ、こんな社会情勢では、女性が社会進出で晩婚化、独身を貫き


男性は、リストラのストレスに今以上に晒され続け、雇用保障すらない上


男女共通の問題として、正社員雇用そのものが大卒でもままならない


というとんでもない事態に突入していうことはいくらでも予想がつく。


 


 これはもう…だめかもわからんね。


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2005年12月16日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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