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2007年02月 アーカイブ

2007年02月02日

めいどいん東京にっき

>オンラインゲームを選ぶ基準は宣伝よりも口コミ
http://blog.livedoor.jp/botnews/archives/52105551.html

BOT NEWS Lightさんでの記事ですが
「ROをベータ時代から見てた人間なら誰でも気付いてます、そんなこと」
ただ、有料化後からはじめたユーザーが大半を占める現在ではこの記事が
無いと気付かない人も多いことでしょう。

RO1のベータ2あたりまで。
無料のオンラインゲームがまだ珍しかった時代に、ROはベータテストを始めました。
伝説のアイドル的ゲームマスター「ヒャックたん」が、プレイヤーに尊敬され慕われ
惜しまれつつ開発に戻っていったという今では到底ありえない時代でもありました。
それを下支えしたのは、同人誌即売会RAG-FESだと言われています。
東京大田区にある産業プラザPio大ホールに入場するために、大行列が出来
約1万人が集まったとされるこのイベントには、グラヴィティやガンホーが直接参加し
リ・ミョンジン先生やヒャックたんまでもがかけつける盛大なイベントでした。
現在のガンホー社長である森下氏も「ガンフォォォォォ!」と拳を挙げるなど
会場は閉場時間を過ぎても熱気を帯びたイベントとして語り継がれています。

当時、まだなんの宣伝もなく、本当にプレイヤーの口コミだけでこれだけ盛り上がったゲーム。
しかし、ユーザーが改善を求める声が運営会社には届かず、幾たびも裏切られあまつさえ
公式同人ゲーム「ラグナロクバトルオフライン」に機械帝国までもが最高の厭味として収録
される事実は、批判、顰蹙の発露というべきものでした。
結果、ラグナロクサミットではDVD特典のネコミミキャップが公式のRMTだと批判され
ガンホー社の言葉尻から「そんなことだからガンホーは信用されない」と批判され
オフラインミーティングでは「ガンホーだから仕方無いというのを甘んじているのではないか」と指摘され
昨年に至っては社内で2人目の不正社員の発覚。
1人目はGM007.Shionでしたね。氏は情報漏洩を所属するギルドメンバーに公開し解雇。
2人目はゼニーデュープによるRMT売却益と不正アクセスが発覚し解雇。
社内ですらコレですから、対外的にとか、自社運営のコンテンツを守ろうなんて意識が欠如してます。

不正なプレイヤーが多い?
24時間3交代でGMが巡回すればいいじゃないですか。
ヤフオクに倣って本人確認を強化すればいいじゃないですか。

ゴールドファーマーがいる?
BOTやチートから派生してるんですから、BOTキャラクターの監視を強化すればいいじゃないですか。

BOTプログラムとのいたちごっこが続く?
同一性保持権の侵害でプレイヤーを突き止めて損害賠償請求を起こせばいいじゃないですか。

プレイヤーは声を挙げて「アップデートよりも不正対策を」と言ってきたはずです。
しかも有料化直後から。
ユーザーを軽視し、信頼されなくなった運営会社の末路を予想するのは容易です。
RO1は持ってあと1年かもしれません。非常に残念ですが。
韓国でも問題があるようですが、韓国の場合は日本と少し事情が違い
オンラインゲームの主体がMMORPGからFPSにシフトしています。
期待されるラグナロクオンライン2も戦闘スタイルがFPSになっているとされています。
FPSが定着しない日本では、PCスペックの低さや、複雑な操作を要求するために敬遠されます。
なによりも、現在のRO1が普及したのは低スペックPCであってもとりあえず稼動することにあります。
内蔵チップセットでグラフィックメモリが4~8MBしかなくても起動したという事例があるほどです。
それだけ試してみやすい環境にありながら、人には勧められないコンテンツの代表格として
地に落ちてしまった現状では、いくら宣伝したところで効果があるはずがありません。

むしろ、手っ取り早く遊べるパンヤだとかコンシューマーゲームを遊んだ方が精神衛生上、健全です。
めいどいん東京はこれまで、運営会社や開発会社とも接点があったり、関連する事業者の方や
各方面の関係者ともお付き合いがありますが、立場上非常に言いにくいことではありますが
「今のラグナロクオンラインは、ユーザー軽視が著しくコンテンツ保護の姿勢の無い現状はだめだ」
と言っておきます。
もちろん、誰もがそれを理解していて、変わらない現状に辟易してることでしょうが
「しかし、ラグナロクオンラインというコンテンツはよくできていた」と過去形で終わりたいと思います。

「え?RJC2007?どうせまた、くじが転売されててもガンホー黙認でしょ?」
「実は、コピーライトの指摘をしたんだけど、未だに直ってないってどうなのよ?」
とか色々言いたいことは山ほどあるんですがね…。

2007年02月17日

めいどいん東京にっき

ガンホー、「ラグナロクオンライン」のキャラスロットを増量
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20070216/rochara.htm

記事によれば、2月27日のアップデートより、キャラクタースロットが現在の3から5に増える。
韓国では、2003年7月15日に3→5にキャラクタースロットを増加し、
2004年12月28日には5→6へ
2006年10月末には6→9へと弾力的にユーザーの利便性に寄与している。

ところが日本では、運営会社の恣意的な運営により頑なにキャラクタースロット3を固持し
長くユーザーの強い要望があったにも関わらず、複数アカウントの取得と維持を迫られた。
しかし、今回運営会社はなぜか、キャラクタースロットを増やした。

なぜか。

答えはカンタンである。
「1アカウントあたりのキャラスロを段階的に増やす事により、アイテム販売を強化する」
という姿勢の現れである。もちろん、一定数のユーザーにはメリットがあるだろう。

しかし、運営主体でユーザー軽視が続くラグナロクオンラインにおいて
いつまでもユーザーはラグナロクオンラインにこだわってはいない。
先般、オートキックプログラムが実装されたが、これの影響かどうかは不明だが
まったく関係のない、正規にアトラクション利用権のあるユーザーがサーバーキャンセルで
落とされている事例や、度重なるサーバー障害の多発でウンザリさせられたユーザーも多い。
この結果、ユーザー離れが加速し、古参サーバーのひとつであるLokiサーバーに至っては
あれだけ過密していたプロンテラがすっかすかという現状で酷い時には夜間帯に1200人程度しか接続していない。
こうした現状は、コミュニティ性を同時に低下させるため、盛り返すことは非常に可能性の薄い場合がある。

ましてや、現在はパンヤ、PSUなど他社コンテンツが盛り上がっており、次いでマビノギやリネ
家庭用コンシューマ機が好調で、ラグナロクオンラインに傾倒するユーザーが減少している。
加えて、月額固定料金を必須とするラグナロクオンラインよりも、月額無料でアイテム課金にシフト
しているコンテンツが多く、コミュニティはRO以外で形成成長しはじめている。

こうした環境を踏まえると、もはやラグナロクオンラインが再び、盛り返してくるということはなく
今後は、家庭用コンシューマ、他社月額無料系コンテンツなどにユーザーがシフトしていくだろう。

アップデートプロジェクトなどから計算するだけなら、あと3年はアップデートがあるだろうが
ユーザーがそれまでに残っていないだろう。
もともとパーティープレイと強いコミュニティ性が売りのラグナロクオンラインは、アップデートの積み重ね
により、もはやソロプレイが楽しめるようなゲームでは、なくなってしまっている。
ベータ時代であれば、そこそこソロでも楽しめたが、人がいないラグナロクオンラインでは
過疎サーバーが物語っているように、盛り上がりに欠ける。

ラグナロクオンラインは、私がここ数年で1番大好きで楽しいコンテンツだった。
しかし、同時に強い不満を持ち合わせながらのプレイで幾度となく苦渋を余儀なくされた。
それでも、昔はまだ良かった。ガンホーコールセンターにBOTがいるからGMチームに連絡してくれ
と電話をしたときには、40分後に2人のGMが駆けつけ、ものすごいスピードでBOTを追いかけ
ていったのは、今では到底考えられない。むしろ、今ではGMの姿さえ見ることは無い。

ユーザーの声は、ついに運営会社には届かなかった。
いや、届いてはいたが、運営会社が聞き入れることは無かったというのが正しいだろう。
例え仮に、BOTを駆逐する完全なシステムが実装されたとしても…。
おそらく離散したユーザーが戻ることは無いだろう。
なぜかって?離散したユーザーは既に新しいゲームで新しいコミュニティを築いてしまっているから。
わざわざラグナロクオンラインに戻っても、もはやかつてのコミュニティは崩壊し失われているのだから。

解りやすく言ってしまうなら、卒業した学校にかつての級友がそこにいないのと同じだ。
ある者は違う街へ行き、ある者は就職し、ある者は進学し、それぞれの道を歩んでいる。
もはやそこにコミュニティは存在しない。いや、人間関係は生きていたとしても、かつての学校に
戻ってくる必要性は無いとすらいえるだろう。

もっとも、残されたラグナロクオンラインは、ここからゆっくりとした時間が流れる。
そして、そう遠くない未来に運営は終わるだろう。
これからのラグナロクオンラインは、こうなる。
・一定期間をおいて、キャラクタースロットはもう1~2段階増える。
・現在23あるワールドは統合される。
・月額料金の値下げ、又は無料化
・ラヘル、ベインスなどの街の実装
おおよそ、外れることは無いだろうと思う。
BOTの排除について記載しなかったのは、これまでの実績を見れば明らかだ。
もっとも、株主代表訴訟などが起きる可能性は捨てきれないが、専門外なので割愛する。

2007年02月19日

めいどいん東京にゅーす

200702191900
イーモバイル シャープ製HSDPA対応スマートフォン発表!
          NVIDIA GoForce 5500+ワンセグ搭載で世界最強か?
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/33270.html

イーモバイル HSDPA対応通信カード発表!ソフトバンクモバイルよりも先に発売か?!
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/33271.html

コナミ 吉崎観音氏キャラデザ参加による「オトメディウス」がAOU2007に出展
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20070216/konami.htm

ラグナロクオンライン 韓国に遅れること4年、アイテム課金強化のためキャラクタースロットを5に増加!
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20070216/rochara.htm

スカッとゴルフ パンヤ 新コース「Pink Wind (ピンクウィンド)」を2月22日実装
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20070216/pangya.htm

財団法人電気通信端末機器審査協会 FOMA P904i/813SHe/D01NXが審査通過
http://www.jate.or.jp/jp/tanmatsu/20070116_20070131.shtml

韓国空軍 F-15Kがマンホールに落ちて右翼破損、修理不能でボーイング社の技術者派遣要請
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/924218.html

東京理科大+大阪大 失われた毛や歯の再生医療が実現、成功率100%
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/924179.html

2007年02月28日

めいどいん東京にゅーす

200702282359
乙女はお姉さまに恋してる TVアニメ第二期も放映決定!
http://www.getchu.com/top.html

訃報 パープルソフトウェア/L-letter 岩崎考司氏2月21日早朝脳卒中で急逝
http://www.purplesoftware.jp/main.html
http://homepage2.nifty.com/L-letter/

TELEC HTC社ソフトバンクモバイル向?新型スマートフォン?CAVA100が通過
http://www.tele.soumu.go.jp/j/material/proof/2006/197tele2.pdf

東芝 ソフトバンクモバイル向けスマートフォンG900を展示
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/event/33214.html

KFE、実売2万円の3.5インチ液晶ワンセグテレビを3月中旬発売
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0702/28/news111.html

ソニー サイバーショット2007年春モデル7製品を発表
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2007/02/28/5678.html

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