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2006年06月 アーカイブ

2006年06月04日

32.気になる存在、気にならない存在

 気になる人に対する態度というのは、何かしら言動に出るもので
どんなに隠そうとしても、必ず本人を含め誰かしらが気付きます。

 例えば、気になる人を見る視線。
気になる人はどうしても見てしまうもの。そうすると必然的にその人を見る
機会が増え、何度も何度も見てしまい、一挙手一投足まで見てしまう。
というのを周囲が見ていて気付くというパターン。

 例えば、気になる人と話す態度。
いつも以上に楽しく話す、いつも以上に辛く当たる、いつも以上に・・・。
普段を知っている周囲であれば、「あ、いつもと言動が違う」
と気付くパターン。

 これらは、大抵その人に対する好き嫌いの意思表示が自然と出るもので
多少の相手の日常や普段の言動を知っていれば知っているほど解りやすい
ものなのです。

 話しかけても話の途中で、関心の対象がこちら以外、返事が曖昧
というような言動が何度か見られたら、こちらに関心は薄いと見るのが
妥当でしょう。

 逆に、こちらに関心のある場合には、途中で関心が薄くなっても
こちらを見て話をしている、相手からも積極的に話しを振ってくる。
という双方向のコミュニケーションが取れるはず。

 いつもこちらから話し掛けている(電話している)
 メールを打っても返事が来ない(遅い)
 デートをしていても、つまらなさそうだったり、買いもしないのに
ウィンドーショッピングに専念している、途中で行方不明になる
 ・・・など、相手が余程コミュニケーション能力が低い人でもなければ
こちらには関心が無いと思っていいでしょう。

 さて、ここからは逆手に取ったやり方。
こちらに関心が無いのを、関心あるように仕向けるという方法は
少々難易度高めですが、有効ではあります。
相手と同じ共通項を見つけて親近感を抱かせる、相手の趣味に自らを
投じて話題を共有するというのは非常に有効と思われます。
但し、これでやってはいけないのは
「私が貴方に合わせているのだから、貴方も私に合わせろ」
という言動です。
自発的にあわせてくれるならともかく、要求した時点で貴方の負け。
この作戦は失敗に終わります。

 一番ありがちな方法としては、押し付け。
するりと交わせるならともかく、まともに受け答えをすれば関係は一気に
冷めますし、経済格差や身体、信条、思想など根幹に触れるような
キーワードを持ち出したら、逆手に取るどころか関係にトドメを
刺すようなものです。おそらく一生涯忌避な存在とされるでしょう。


 新年度が始まってようやく2ヶ月。
そろそろ、気になる存在が現れてくる時期ですね。
読者様の作戦の成功を祈ります。

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