イラクで拘束されていた香田証生氏が、日本時間で１０月３１日午前１０時頃
殺害が確認された。ネットで４８時間以内の自衛隊撤退要求を言わされていたようだが
先日、拘束グループに接触することなく時間切れ、テログループの要求には屈しないと
首相が発言していた。
拘束されていた香田氏であるが、直前に宿泊していたホテル従業員に
「危ないから行くな」と止められ、偶然出会った日本人の映画監督の四ノ宮浩氏にも
止められたにも関わらず「なんとかなる」と振り切ってイラク入りしていたとの報道で
あまりにも無責任な行動が批判の対象となっている。
日本政府はテロの要求には応じないとしながらも、救出に全力を尽くすとしていたが
結果的には殺害されてしまった。
報道によれば拘束グループは、残忍な組織として有名で、まず金では応じないらしい。
香田氏が拘束された段階で、無事に救出される可能性は低いと言われていた。
日本は戦争がなく戦後に育った世代は平和ボケもいいぐらいに平和で過ごしている。
が、危機意識やリスク、海外情勢、そして戦争の恐ろしさというものを知る必要がある
のかも知れない。
殺害されたことに関しては残念だが、彼の死を無駄にしないために
以後、無責任な行動で現地入りするヴァカが現れないことを切実に願う。
本人が現地でとっ捕まって死ぬのは１００歩譲っていいとしても親より早く死ぬのは
親不孝な上、迷惑だ。家族にも国家にも。そして国民にもな。