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カウンターテロ



http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20051001it14.htm


 読売新聞社YOMIURI ONLINEによれば、インドネシア東部の国際的観光地バリ島で


1日午後8時(日本時間同9時)ごろ、二つの地区でほぼ同時に爆発があった。


21時現在、テレビ朝日によれば、


新婚旅行中の八戸大学男性職員を含む26人が死亡負傷者も50人以上


23時54分現在、読売新聞社YOMIURI ONLINEによれば、


22人が死亡(内犯人3人)負傷者122人と伝えられている。


24時現在、テレビ朝日によれば25人と情報が錯綜している。


 


 今回のテロは自爆テロとの見方が濃厚であるが、日本でも発生しないという


保証は一切無い。なにせ日本では地下鉄サリン事件という大規模テロが発生した国だ。


あれが宗教テロであったとしても、日本はいまやアルカイダ組織や北朝鮮など


各国テロ組織に狙われているという事実は既に周知の事実である。


 


 テロを未然に防ぐ方法は、入国審査や海自・海保による海での警戒がメイン。


しかもこれらは完璧ではない。不審入国や密入国は存在し、日本の裏社会も


相当、如何わしいことになっている。


 


 つまり、いつテロが発生してもおかしくない状況がそこにある。


地下鉄サリン事件では地下鉄車両内という密閉空間でサリンというケミカル物質が


拡散し大被害が発生している。


この場合はケミカルテロだが、バイオテロならもっと厄介だ。


なにせ、すぐに発症しないから時間差で発症する。


それまでに空気感染し、または空気拡散により被害者が増える。


職員や救急職員すらも被害者になり得る。目に見えない故に被害は拡大する。


 


 爆発や火災なども厄介だ。


爆発であれば、まず耳をやられる。鼓膜が正常に機能しなくなりキーンと耳鳴りが


発生するだろう。次に爆風でガラス片が身体に突き刺さる。しかも大量に。


女性であればサンダル状の履物で足を負傷する。


火災の場合は、有毒ガスと煙の被害、そして熱だ。


覚えているだろうか?姿勢を低くし煙を吸わないように濡れたハンカチを口に当て


速やかに避難。


 しかしここで1つ大事なことがある。


大勢が1箇所の避難口に突進する可能性は否定できない。


ある実験では、映画館で周囲8箇所の避難口を事前に案内され、上映中に仕掛け人が


前方1箇所から「火事だー!」と叫んで逃げたところ、会場内の全員が他の非常口


には行かずに最初の避難口に集中したという実験結果がある。


すぐ近くに避難口があるにも関わらずだ。


 群集心理とパニック状態が、こうした事態と避難の遅れを発生させる。


緊急事案が発生したら、どこで何が発生したか。周囲の状況、避難方法の3点を


即座に判断する必要があります。


 


 それでも。


何が起きるか解らないからこそ、有事発生の際は冷静な判断こそがサイバイバル。


そしてほんの少しの運。


人がたくさんいる場所は特に注意が必要だ。


そう、コミケもな例外ではない…。


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2005年10月02日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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