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日本の将来を憂慮する。その2



 企業が利益追求のためにコストダウンをした結果、人件費の安い海外に生産拠点を


シフトすることで国内雇用が下がる。雇用が削減されるわけだから当然消費指数は


下がる。そうするとより価格競争を強いられる。そうするとさらにリストラで


人員を削減しようとする。又はコストダウンのためにさらに海外調達などで


コストダウンを目指す。


 


そうすると、どんどん他国の利益にはなるけれど国内利益はどんどん減っていく。


もちろん輸出すればバランスは取れるかもしれないが、なにせ日本は資源がない。


 


 コストダウンの象徴的なものに、100円ショップや280円の牛丼。


100円バーガーに、格安の衣料品。可愛くて女の子が思わず憧れるふりひりひらひら


のあのお洋服でさえ海外生産である。もちろんそのショッピングバッグすら。


 


 本来、国内生産で食ってた人は職を海外に奪われることで食えなくなる。


そうすると消費者層の支出は減りますますモノが売れないというのがデフレスパイラル。


 


そして、とどめは雇用制度の崩壊。


派遣というスタイルが企業のコストダウンのための口実と化してしまい、どこも


かしこも派遣社員で人員補充することで、正社員雇用をぐんと下げた。


当然、労働者の平均年収も下がり、さらにこれが婚姻率に影響する。


年収が低ければ結婚の機会が下がる。当然、出生率にも影響する。


 


 ちょーっと社会情勢を知ってれば誰でも解るこの社会問題。


もうね、いっそのこと社会の24時間化を提唱する。


夜間でも社会が標準で稼動することで、ビジネスや労働、生産、消費を促進。


加えて会社や社会を動かす人員増に結びつくことで雇用増を狙う。


経済成長率も生産も、GDPも向上が見込める。


もちろん、雇用増のチャンスで眠っている潜在労働力の掘り起こしも期待できる。


 


 ま、保守的な政治家には実現は無理かもしれないが。


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2005年11月25日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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