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日本における雇用崩壊



 日本では従来、終身雇用が前提でした。


これにはただ労働するだけでなく実は社内お見合い的な要素を含んでました。


社内結婚を促進することで、社員の定着率の向上と奮起を図るものでした。


しかし不景気になり人員を削らなくては会社が生き残れなくなった現在ではリストラが


平然と行われ従業員はパートやアルバイト・派遣で使い捨てるようになり、社内お見合い


という暗黙の制度は意味を成さなくなり、労働者の収入が減ったお陰で支出が減り


会社はモノが売れなくて更にコストダウンを図るために海外に生産拠点を移しました。


当然、国内労働人口に対する仕事需給率は下がり、延々と悪循環を繰り返してます。


加えて、こんな社会情勢では結婚もままならない、結婚しても子供を育てる経済力が無い。


女性の社会進出と晩婚化で出生率は下がる一方。


 


 そしてとどめに、政府による雇用保険・社会保険資金の横領とも言える無駄遣い。


この穴埋めに更に増税、社会保険料増をしようとしている。


もうアフォとかヴァカ通り越して、関係者全員首吊ってくれってぐらいどうしょうもない。


まだある。政府配下の地方自治体は無駄な税金支出の見直しをしないばかりか、年度末の


予算消化に必死だ。予算消化をしなければ翌年度から予算を削られるからだ。


これでは予算制度そのものを見直さない限り無駄な出血を止めるどころか垂れ流しだ。


 まだある。教育面では、子供たちは枠にはめられた量産学校で生産され規格品として


出荷される。当然、規格品から外れた子供たちは、その時点で社会不適合の烙印を


押されてしまう。社会復帰すら容易ではない。


そして量産された子供たちはと言えば自分で考えるということが出来ない未熟で社会に


出荷され、学業を卒業したら会社に入社するのがアタリマエという教育を受ける。


自分で起業するという側面はまず教えてもらえない。そればかりか、社会危機に対する


教育すらこれまで殆どなかった。


 せいぜい、知らない人に付いて行ってはいけませんとか


 何時になったら帰りましょう程度だ。


何が危険で、こんな時にどうするという教育で考えさせることが大事なのに


マニュアル一辺倒な教育のお陰で例外対処が出来ない。


 


 大人たちは経験則で、ある程度の危険予測や対応の応用が出来る。


が、子供たちにそれらを学ばせようとすると必ず


「そんなことをさせたら子供があぶない」


とか言い出すヤツがいる。甘やかしである。アフォかと。


危ないから経験させるのであってその経験の機会を奪ってしまったらどこで経験するんだ。


これでは調理実習で包丁が危ないって言うのと同じだ。


手を怪我してアタリマエなんです。誰でも最初は包丁に不慣れで必ず手を切るんです。


それで怪我をするから次から注意する。経験で学習するのが人間なんです。


 それなのに、日本はまだ経験が足りないのか学習が足りないのか


未だにこの悪循環から抜け出せずにいる。


 


 誰か俺に会社を起業するだけの資金を寄越せ。


この俺が理想的な会社を興してやる。


従業員満足度が高くそして質のいいサービスを顧客に提供できる会社を。


そして誰もが、あの会社っていいねって言われるような会社を。


と、暴言を吐いてみる。


全国の社長さん? おたくの従業員は会社に何点つけてるかなー?


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2005年05月24日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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