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人を見る目



 もともと観察眼の鋭い自覚があるのだけれど、ここ最近激しく磨きがかかってて


見たくないものまで見えやがりますw


その上、そこから行動分析するもんだから、かなり普通に歩いてて一人で気分を


害するという自爆状態。まあ、職業病の延長だから仕方無いんですが。


 本人に自覚が無くても、無意識でも、その人自体の本質は簡単には隠せないので


すぐに解ります。もっとも全部が解るわけではないけれど、かなり判断しやすい。


これはもう、昔の職場で毟り取った衣笠昔取った杵柄みたいなモンですが


かなり役立ってる模様。しかも成長してるし。


 


 通りすがりの人が、どんな状態かというのを読み取れるというのは特技だと思うし


メールひとつ取っても、冷静に見れば感情や意図を読める。


「こいつ他人に文章作らせたなー」とか、「言い訳の列挙で誤魔化したな」とか。


もっとも重要案件の場合には、客観的に見れる人物と協議するわけだけど、


これがまた自分の見えない部分の補正が入ったりして面白い。


但し、これがロクでもない人物だと無意識に誘導されて、自分の考えとは


ズレた判断をすることもあったりなかったり。


もっとも自分をしっかり持ってない人は自分の考えがハッキリ明示できないので、


そいつの発言が唯一の判断材料となり、結果友達の発言を無意識に鵜呑みにする


という、どーしょもないことをやらかす御仁もいるw


解ってる周囲は、手におえないので放置するんだけどねw


 


 そしてこれらが日常のすべての対人活動で発動される。


ビジネスやプライベートに関係なく。


もっとも私の場合、人徳なのか周囲の人物にだけは非情に恵まれている。


しかも、とても大事にしてもらってることを時々痛感させられる。


下心があるわけではなく、信頼されているからこそ大事にしてもらってる。


涙腺が弱いので見られないように涙を流しこっそり喜んでいるが本当にありがたい。


 


 逆にコレが下心を持った輩が自分の周囲を取り巻いてたら…。


大事にされるのは下心や裏があるからで結果的に隙を突かれて


最終的には自分が食い物にされる。


居心地のよさを周囲が勝手に作り上げてしまうので自堕落になる。


自堕落しても周囲がそれを認めてしまうので、その状態がデフォルト化する。


結果、どんどん自分の品位を落とす。これはよろしくない。


しかも自分自身では気付けない。ぬるま湯が心地よくて外の風に当たれば寒いので


なかなか脱出できない。そして延々と続く。


弱い人間であればあるほどこの傾向が強い。


 


 もっとも最初から品位が無い人には意味の無い話だから別段どーでもいいんだが。


品位なんてものは、ちょっとやそっとで変えられるもんじゃないからね。


見た目の外見と違って、ちょっとお洒落なブティック入ってマヌカンにてきとーに


見立ててもらえば、お金で誰でも解決できるけど、品位というものはホントに


自己努力で長い時間をかけて培うものなので誤魔化してもすぐにめっきが剥がれる。


 


 そうした人物が自己の周囲に多数いたら当然、自分の品位に影響する。


故に人はこう言う。「人は外見で判断できない」「朱に交われば紅くなる」


人の内面を見抜けず、自分のカラーを持たない者は


所詮他人依存でしか生きられないのだ。


 


 とか、考えてみたり。


ま、私も偉そうなこと言えた義理ではないけれどw


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2005年06月26日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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