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連鎖する女の子



女の子は基本的に群れる。


小学校のお手洗いに一緒に行こうから始まり、主婦の井戸端会議などが代表例。


大して男は基本的に単独での行動で必要に応じてグループや派閥をつくる。


双方同じようで性質が違う。


女の子の群れは根本が同意だ。その場にいる女の子が同じ方向に向かう。


男はこれに対して、何らかの協力関係の上でしかグループ化、派閥を組まない。


どちらもいい点と悪い点がある。


 


女の子の群れるのいい点は、お互いの保護や同意で言葉を悪く言えば


傷の舐め合いすらある。つまり、いいとこも悪いこともその中では認めてもらえる。


悪い点は、ネガティブな感情が発生すると全員揃ってネガティブな感情を共有してしまう。


例えるなら、「私の彼氏はだめだ。」というネガティブな感情が発生したとする。


そうすると、他の彼氏持ちも必要なく、「いや私の彼氏も実は」とダメだし大会になる。


不必要にそういう感情論になり、大抵その後自分の彼氏に続きを話すかのように


ダメだしを始める。


おそらく、育児ノイローゼでも同じ方向になるかもしれない。


そうすることで、前提と周囲の同意、思考の統一が無意識に発生する。


 


一方、男はどうか。


協力関係で成り立つグループ化は仕事やスポーツなどで多大な威力を発揮する。


が、グループ同士で対立すると、物凄い勢いで激突する。


これが発展したのが戦争だ。


どうだろう、女が主体の戦争なんて殆ど聞いたことがないはずだ。


 


せっかくなのでファッション感での比較もしてみよう。


女性は着飾るのが好きだ。常に他人の視線を意識するので必然的に気を使う。


自分にも相手にも。そうした需要があるので、婦人服売り場には非常に広く


範囲もとてつもなく広大だ。


一方、男はどうか。


男は基本的に最低限の身なりでビジネススーツは制服化するなど


衣装に無頓着な事例が多い。


パートナーに「もっと服とか気を使ってよ!」と言ったところで余程、


意識しなければ、動く所か、どうセレクトしていいかすら大問題だ。


かと言って、基準が無いので相談すればパートナーを呆れさせるので


余計にパートナーは苛立ちを覚えるだろう。


要するに男性の苦手分野だ。


これはそれぞれに売り場で人間観察をすると解る。


紳士服コーナーでは単独で見て回る男性は少ない。


が、女性を連れて助言をもらう男性は非常に多い。


逆に婦人服売り場でパートナーを連れまわす女性は少ない。


なぜか。パートナーに言葉を求めるよりも自分のセンスを信じているからだ。


逆に連れていても助言が役に立たないという声もある。


こうした男女特性を無視してしまうことは非常に多い。


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2005年06月03日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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