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キヤノン、ビミョー



キヤノン:リサイクル品の特許侵害請求、逆転勝訴


http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060131k0000e040105000c.html


キヤノン:知財高裁判決 専門家からは「妥当」と評価の声


http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20060201k0000m040114000c.html


インクカートリッジ訴訟:リサイクル、特許侵害 キヤノンが逆転勝訴--知財高裁


http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/archive/news/2006/02/01/20060201ddm041040115000c.html



 めいどいん東京も、発行誌の印刷や各種出力は、どーみても一般家庭の印刷頻度を


はるかに越える印刷量なので、コストダウンに必死なのですが、この判決自体は妥当。


でも、どー考えても高すぎるインクカートリッジに各機種ごとに互換性の無いなど


消費者にとっての勝手の悪さは純正品使えって方がヤボな話。


 


 だいたい最新機種のカートリッジ仕様で考えてもみなさいよ。


最新機種は8色インク仕様で1本あたり1000~1200円。


これが7色+グロスインクで7000~8400円+600~700円


どう考えても数回フル交換したら本体価格を上回る計算。


しかも、機構上避けられないのがヘッドクリーニングによるロス分。


無駄にインクを吐かれる上に改善されないことも多々ある。


しかもだ。家庭で一般的に使われる場合、数ヶ月使われないこともあるので


この傾向は更に強まる。


めいどいん東京やビジネスとして多用されて印刷途中にガシガシと交換を


余儀なくされるのであればともかく、家庭用で使われるブンには高すぎるとしか


言いようが無い。めいどいん東京もプリンターを導入したのはエプソンが


インクジェットプリンターをカラーで出した初期モデルのMJ-700V2Cという機種だ。


この機種は恐ろしいw


最高解像度でA4プリントが約22~30分w


カートリッジも3色カラー一体型で1本4000円ぐらいw


ブラックも確か2000円ぐらいだったかな。


それでも必要だから買ってた。


 


 今じゃ最高解像度で刷っても1分もかからない。しかもフチ無し。


だが、消耗品ビジネスで本体開発費を回収しようとするあまり、インク価格が


ユーザーの高コスト体質を変えないのであれば、最終的に行き着くのは


そのメーカーではなく「他社」であることを理解できているのだろうか。


当然、ユーザーメリットが無ければより安い方へ信頼度を犠牲にしてでも


走らせるだろう。このビジネスモデルはもはや行き詰まってるのだ。


どうせやるのであれば、純正メーカー各社はインクカートリッジの標準化を


策定するか、メーカー自らカートリッジを守るために回収に投資すべきである。


 


 ユーザーがカートリッジ10本返却したら新品インク1本無料引換えぐらいやりなよ。


そしたらユーザーは「メーカー返却で純正1本もらえる」ってこぞって


回収に協力的に成るから。黙ってユーザーが返却箱に入れるの期待してるから


エコリカさんが、それ逆手に返却ボックスならうちも置きますよ。


もちろんお店にはバックマージン出しますよ。→リサイクル品も出来ますよ。


ってなるんでしょ。


 


 まあエプソンはまだアフターメンテナンスが優秀だからいいかな。


アキバに持ち込み修理でその場でほぼ直せるだけまだいい。


A4機限定なのはアレだけど、これでA3機とかも出来るんなら尚いい。


 


 といいつつ、次はエプソンもキヤノンも買わないかも。


次はブラザーさんか、HPだよ。


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2006年02月05日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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